東京雑記

‐Tokyo Miscellaneous Notes‐

だから僕らは『東京』で働く

東京に暮らして、20年。

20代で東京にでてきて、そのまま就職し、仕事をしている。

 

 生活していて、思うのは、20代~30代は東京で働くほうが刺激もあり、出会いもある。しかし東京の生活に慣れて、軌道に乗る人と暗闇に落ちていく人がいるのも事実。これは地方都市でもあるかもしれないが、東京には、昼の顔と夜の顔がある。学生や新入社員など、東京に憧れがあり、生活に馴染んでいない人ほど、この夜の顔が優しく近づいてくる。しかも、東京では、落ちるのは一瞬である。そして、這い上がるのには3年かかる。

 

 新宿、渋谷、六本木、恵比寿、中目黒、下北沢、等、それぞれの街にはそれぞれのルールがある。街のルールを知らないで、その街で遊ぶことは極めて危険だ。昼間はよい。昼間とは違う顔が夜の街にでてくる。路地裏や繁華街。闇は日常生活のすぐ横にある。それが東京という街で、昼間の生活の人は、夜の街には気づかないで生活している。東京で生活する上で、何らかのネットワークやコミュニティに属することはおすすめする。そうでないと、孤独だ。職場のコミュニティ以外のコミュニティに属することを薦める。