東京雑記

‐Tokyo Miscellaneous Notes‐

糧を得る方法を考える。

今の暮らしている国でどのように糧を得て、生きていくか。

そのためには、どのような方法があるか。違法行為を行って、捕まるリスクを考えると、ふつうの人が違法行為で稼ぐメリットは100%ありません。合法の範囲で、どのように糧を得るか。農業、漁業、林業、製造業、サービス業、金融業。いろいろな業態があります。先祖代々の土地や道具があれば、農業、漁業、林業、製造業は行いやすいです。ゼロからはじめるには、土地や権利が必要になるため、ハードルは高いです。インターネットやAIが参入障壁が低いのは、新しい業態のため、権利でガチガチになる前であり、土地も道具もいらないから、資金集めと人集めができれば、ビジネスのスタートラインに立てる、というところが魅力です。それでも、非凡な方向けで、糧を得る手堅い方法は、小売業ではないか、と思うのです。売れるものを仕入して、顧客に売る。商品と顧客のマッチングをしているだけなので、常に攻めている小売でないと生き残れません。ニーズに合わせた商品を売る小売は、生き残れなくて、客のニーズを先取りした小売が生き残ると思います。

 

いずれにせよ、商売は、「何か」を売って、粗利を稼ぎ、「糧」を得るのです。

その「何か」が変わるだけで、誰かに「何か」を売って、粗利を得て、「糧」を得ることに変わりはありません。

 

そう考えたときに、時間とスキルだけを売り、使い倒された場合に、何も残らないリスクがあります。だから、プロスポーツ選手の報酬は高い、と言われますが、一般の勤め人も同じリスクにさらされています。

「種銭」を作り、「何か」を売り、「粗利」を稼ぐ方法が必要になります。

また顧客をどうキャッチするか、これも重要になります。

 

「英会話カフェ」「節税居酒屋」など付加価値のついた飲食業態は今後、でてくるのではないか、と思います。食事をしながら、勉強ができる。一石二鳥のビジネス。

 

「意識低い系」の「意識」を刺激していく業態は、今後、伸びると思います。

 

「いきなりステーキ」の失速という記事を読みました。ステーキを低価格で食べられることは、価値ではありません。「お得」かもしれませんが、「価値」ではないのです。

おいしいステーキを食べながら、「何をするか」が価値になってくる時代になります。

 

「ファミリー」「カップル」「チーム」等の構成団体がある時代は、どこに行くか、で良かったのです。しかし、「個」の時代になると、食の「場」は誰かと過ごす場ではなく、「何かをする場」に変わってくるのです。

 

「何か」を提供することができる飲食業は、少子高齢化社会の日本の中で、確実に伸びていく業態と思います。

 

「ごはん」を食べながら、「勉強」ができる。

 

英会話カフェなら、すべて英語でないとコミュニケーションがとれなくてよいのです。

それが心地よい空間になります。英会話キャバクラもありですね。

 

飲食業+学習 or エンタメ

 

この業態が来ていると思います。