『地面師たち』をネットフリックスで視聴した。ざっくりとしか見ていないので、きちんとしたことは書けないが、とても、おもしろかった。
シナリオを書く立場としては、こう書くかぁ…と思ったが、俳優も監督もドラマを見せていく圧が凄かった。好きなシーンは手配師役の小池栄子が自分で尼さんの役を演じなくてはならないシーン。豊川悦司演じるハリソンが女詐欺師の髪の毛を持って、脅すシーンがある。あの暴力性は誰しもが考えている世界だが、現実の日本でやる人は反社会か、頭のおかしな人か、DVを行う精神障害者だけだろう。
ドラマだから描ける世界だ。
で、改めて感じた。圧倒的暴力の前に人間は無力になる。無力になれない人間は存在を消されてしまうから無力になり、ただ従うことは戦略としてはとても正しい。圧倒的な力の前に人間は無力でいい。それを感じられない人間は無知である前に、おそろしく短命になる。
さて、話は変わるが、暴力と現代社会について、話をしておきたい。暴力について現代の日本人は本当に無知である。埼玉のクルド人問題については国会でも、とりあげられているが、彼らの価値観は日本の社会性は通じない。つまり彼らの価値観にならなくては理解できないのである。野蛮とかいうことではなく、社会通念そのものが違うのである。そのように自らが住む世界が変わっているのに、永遠に自分たちの価値観をかたくなにおしつけている日本人は、今後つらい状況になってくるだろう。
5年後、10年後、15年後、30年後に、どのように生きているか。本当にあなたたちは今考えて、この時間を過ごしているだろうか? あなたたちの子どもがどのような人間になるか? きちんと考えて、日々を過ごしていくことを強く推奨する。
