東京雑記

‐Tokyo Miscellaneous Notes‐

水の流れ、呼吸のリズム

2020年2月にフリーランスになり、個人事業主開業届を提出。会計ソフトを購入し、会計をつけはじめる。簿記の経験はなく、毎回調べながら、つけている。

会社員とフリーランス

まず会社員との違いは、年金、税金、保険などが天引きでなく、自分でおさめなくてはならない。会社が払っている分がないため、年金がかなり痛いです。支払いというよりも、NISA等への加入をしないと国民年金だけでは、今後厳しい

法人化して、経費処理していくことが一番望ましいのだろうが、個人事業から始めて、法人成りをすることにしている。

 

ジョブとビジネス

労働と商売の違いですね。日本のほとんどの労働者が中小企業に勤めている。アットホームな企業が多いと思う。日本型企業は家族的な関係をつくる。そのため、労働しているときには、真剣に考えて来なかった、「誰に何を売るか?」というビジネスの基本を、フリーランスになり、常に考えて、行動している。

仕事とお金

誰かが仕事をくれるわけではないし、「お仕事ください」と御用聞きをしていたとしても、「何を売るか?」を明確にしておかないとビジネスチャンスを逃してしまう。

一日中、テレビや映画を観ていても、仕事にはならない。それをネタにブログを書いたりして、気休めをしている。中長期的な視野を養ったり、大切な時間ではある。行動へ移しながらやるとさらによいと思う。

 

雑談と知識

これまでは「出社」という強制があったため、毎日、動いて、他人と話をすることもあり、雑談もしていた。若い時は、同僚とも飲みにいったりしていた。歳を経てからは、若手社員と飲みにいくこともあった。会社や、仕事のことを話して、酒席で楽しく過ごしていました。この手のコミュニケーションが気軽にとれなくなった。フリーランスでは自分から発信していかないと関係をつくること難しい。

 

雑談から得られる知識や発見がたくさんあるので、

雑談をどのくらいできるか、どれだけ興味を持てるか?

そのあたりの知見も大切になります。

 

フリーランスの自営業者

フリーランスの自営業をはじめ、メリットはたくさんある。まずは自分で行動を決められること。それから時間の使い方やお金の使い方に責任を持つようになる。「自立」を感じられたことと、自らがお金を稼ぐことにより、「なんとか生きていける」という手ごたえはあった。さらに、「好きなだけ勉強ができる!」これは大きい変化だった。

日本の教育

日本の義務教育は、給与をもらうことを肯定する教育です。能力がある人が報酬を手にする「能力主義」を打ち出しながら、「自由主義」と呼ばれる考え方とは距離を置き、ひたすら「資本主義」を進めてきた。それは統治者にとっては都合がよいが、今のような教育格差を生んでしまう。

社会のしくみを知る

「資本」とは何か? 「生きる」とは何か?社会のしくみを知ることは、義務教育では教えてくれない。自営業を営み、考えることは、「生きる力」を義務教育で培うことが必要だと思う。義務教育期間に「生きる力」を教育を受けた子供と、従うことが評価と教えられた子供では、まるで違う価値観になります。

 

ゆらぎの中にあるもの

人間は解放されて自由になると、価値とは常に揺らぎの中にあることに気づく。

それは、身の回りの水の流れや空気の大切さ、呼吸のリズムである。