東京雑記

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小劇場のチケットを売る3つの方法

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公演のチケットを売りたい。こう思う関係者は多くいる。私も売れる公演、売れない公演とさまざま経験をして、売れない時に売る施策はいくつかある。その方法を紹介していきたい。チケットノルマを達成していく、実践的なチケットを売る仕組みである。

 

(1)世の中は広く、どんなものでも、買い手がいる。

どんなものでも買い手がいる。とにかく買い手を探すのだ。

 

(2)買いたい人に売る。

買わない理由を探している人は、どんなに値下げしたり、条件つけたりしても買わない。そういう人がチケットを買っても、よい客にはならないので、無理に誘わない。それでは、どういう人に売るのがよいか。「買うよ、いくら?」と尋ねてくれる人に売る。少なからず「買いたい人」というのはいるのだ。本心で作品を観たいと思っている場合と、付き合いで買う場合がある。どちらでも構わない。チケット単価が高い、と言われる場合は、買わなくて大丈夫と、はっきり伝える。値切る人は、興味がないから無駄な労力を使う。

 

(3)ファンになってくれそうな人に売る。

買いたいと思っていない人でも、観てくれたら、次はファンになってくれるかもしれない。そういう人に売る。買ってくれなかったら、1度は招待してもよい。そういう人は、観た後に、その分の金額を支払ってくれる。

 

チケットノルマに苦しむ劇団関係者

小劇場の俳優はチケットノルマがあるところも多いのではないか。商業演劇の場合は、チケットノルマはないが票読みとして、俳優の所属事務所のファンクラブでの購入などは期待値として見込まれている。強制ではないが、暗黙の強制の部分もある。

 

俳優のファンや想定のターゲットを見込み、売れるチケット枚数を見込み、興行を立てる。上記の3つの方法は、当たり前のようであり、抽象的に思えるかもしれない。しかし、実践するとこれが効果があるとわかってくる。

 

観てほしい人ではなく、観たい人に売る。

ポイントは、これを徹底することである。観てほしい人と観たい人が同じならば、それはそれでよい。しかし、観てほしい人と観たい人は違う場合がある。そういう時は、まず観たい人に売る。集客力がついてきたら、次は観てほしい人に売るようにシフトしていく。これも段階的には必要な取り組みである。

 

 

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